直線 $l: y = \frac{3}{4}x + 3$ と直線 $m: y = -x + 6$ のグラフが与えられています。直線 $l$ と $y$軸の交点、直線 $l$ と直線 $m$ の交点、直線 $m$ と $x$軸の交点をそれぞれB, A, Cとするとき、以下の問いに答えます。 (1) 直線$l$の$y$切片を求めなさい。 (2) 点Aを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めなさい。
2025/7/26
## 問題の解答
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4. (1次関数のグラフと方程式)**
1. 問題の内容
直線 と直線 のグラフが与えられています。直線 と 軸の交点、直線 と直線 の交点、直線 と 軸の交点をそれぞれB, A, Cとするとき、以下の問いに答えます。
(1) 直線の切片を求めなさい。
(2) 点Aを通り、三角形ABCの面積を2等分する直線の式を求めなさい。
2. 解き方の手順
(1) 直線の切片は、のときのの値です。
(2) まず、点A, B, Cの座標を求めます。
* 点Aは直線と直線の交点なので、連立方程式を解きます。
よって、
* 点Bは直線と軸の交点なので、を代入します。
よって、
* 点Cは直線と軸の交点なので、を代入します。
よって、
三角形ABCの面積を2等分する直線は、辺BCの中点を通ります。
BCの中点をMとすると、Mの座標は、
求める直線は、点Aと点Mを通る直線です。
傾きをとすると、
よって、
3. 最終的な答え
(1) 3
(2)
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5. (1次関数の利用 料金の問題)**
1. 問題の内容
ある電話会社の料金プランにおいて、基本使用料は1100円、通話料は90分まで無料、90分を超えた分は1分あたり25円です。
(1) 1か月に100分通話したときの電話料金を求めなさい。
(2) 1か月に分通話したときの電話料金を円とするとき、 のときの と の関係を式で表しなさい。
2. 解き方の手順
(1) 100分通話しているので、90分を超えた分は10分です。
超過分の料金は、10分 * 25円/分 = 250円
電話料金 = 基本使用料 + 超過分の料金 = 1100円 + 250円 = 1350円
(2) 分通話したとき、 なので、超過分の時間は分です。
超過分の料金は、 円
よって、
3. 最終的な答え
(1) 1350円
(2)
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6. (1次関数の利用 水そうの問題)**
1. 問題の内容
水が入った直方体の水槽Aがあり、一定の割合で水を排出します。水槽Aの水の高さは、排水を始めてから20分後に0 cmになります。
水槽Bは空で、給水管から毎分5cmずつ水が増えます。水槽Aから排水を始めて4分後に水槽Bへの給水を始めました。
水槽Aから排水を始めて4分後から20分後までの間で、2つの水槽の底から水面までの高さが等しくなるのは、水槽Aから排水を始めてから何分後かを求める過程を説明します。
2. 解き方の手順
(1) 水槽Aの水の高さは、最初は60cmで、20分後に0cmになるので、毎分60/20 = 3cmずつ減ります。
したがって、水槽Aから排水を始めて分後の水の高さは、 で表されます。
(2) 水槽Bへの給水を始めたのは、水槽Aから排水を始めて4分後なので、それ以降の時間を分とします。
このとき、水槽Bの水の高さは、 で表されます。
水槽Aから排水を始めて4分後の水槽Bへの給水を開始したことを考慮すると、水槽Aから排水を始めて分後の水の高さは、
(ただし、)
水槽Bへの給水開始後分後の水槽Bの水の高さは、.
なので、
2つの水槽の高さが等しくなるとき、 なので、
したがって、水槽Aから排水を始めて10分後に、2つの水槽の水の高さが等しくなります。
3. 最終的な答え
水槽Aから水を排出し始めてから10分後