まず、4x2+10x+6の部分を因数分解することを考えます。 4x2+10x+6=2(2x2+5x+3)=2(2x+3)(x+1) したがって、式は以下のようになります。
2(2x+3)(x+1)−y2−y 次に、式全体を因数分解できる形にするために、2(2x+3)(x+1)の定数項に注目して、−y2−yと組み合わせることを試みます。 4x2+10x−y2−y+6をxの2次式として見て平方完成を試みることもできますが、複雑になることが予想されます。 ここでは、与えられた式を以下のように変形し、因数分解を試みます。
4x2+10x+6−y2−y=4x2+10x+(6−y2−y) 6−y2−yの項が複雑なので、与えられた式を別の方法で整理してみます。 4x2+10x−y2−y+6=4x2+12x+9−2x−3−y2−y =(2x+3)2−2x−3−y2−y =(2x+3)2−(y2+y+2x+3) ここから因数分解を進めるのは難しそうです。
別の方法として、4x2+10x−y2−y+6=(ax+by+c)(dx+ey+f) となるように係数を決定することを試みます。 この方法も計算が複雑になるため、良い結果が得られなさそうです。
式全体をよく観察すると、4x2+10x+6の部分をうまく利用することを考えます。 4x2+10x−y2−y+6=4x2+12x+9−2x−3−y2−y =(2x+3)2−2x−3−y2−y=(2x+3)2−(2x+3)−y(y+1) ここで、2x+3=Aとおくと、与式は A2−A−y(y+1)=A2−A−y2−y =A2−y2−A−y=(A−y)(A+y)−(A+y)=(A+y)(A−y−1) =(2x+3+y)(2x+3−y−1)=(2x+y+3)(2x−y+2)