まず、与えられた2次方程式を解の公式を用いて解きます。
x=2a−b±b2−4ac ここで、a=1,b=−2m,c=2m2+m−2 なので、 x=22m±(−2m)2−4(1)(2m2+m−2) x=22m±4m2−8m2−4m+8 x=22m±−4m2−4m+8 x=m±2−4(m2+m−2) x=m±−(m2+m−2) x=m±−(m+2)(m−1) 解が整数となるためには、根号の中身が0以上の整数の2乗である必要があります。
すなわち、−(m+2)(m−1) が0以上の平方数である必要があります。 −(m+2)(m−1)≥0 である必要があるので、(m+2)(m−1)≤0。 したがって、−2≤m≤1 となります。 m は整数なので、m=−2,−1,0,1 のいずれかです。 m=−2 のとき、−(m+2)(m−1)=−(−2+2)(−2−1)=0。 x=−2±0=−2 m=−1 のとき、−(m+2)(m−1)=−(−1+2)(−1−1)=−(1)(−2)=2。 x=−1±2 (整数解にならない) m=0 のとき、−(m+2)(m−1)=−(0+2)(0−1)=−2(−1)=2。 x=0±2 (整数解にならない) m=1 のとき、−(m+2)(m−1)=−(1+2)(1−1)=−(3)(0)=0。 x=1±0=1 したがって、m = -2, 1 のとき解は整数となる。