与えられた行列 $A = \begin{bmatrix} 2 & -4 \\ 3 & -3 \end{bmatrix}$ と $B = \begin{bmatrix} -2 & -2 \\ 3 & -5 \end{bmatrix}$ に対して、以下の計算を行う。 (1) $A+B$ (2) $A-B$ (3) $A^2$ (4) $B^2$ (5) $(A+B)(A-B)$ また、行列 $A$ に関する命題「$A^2 = 0$ ならば $A = 0$ である」は偽であることを示し、反例を挙げる。
2025/7/26
1. 問題の内容
与えられた行列 と に対して、以下の計算を行う。
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
また、行列 に関する命題「 ならば である」は偽であることを示し、反例を挙げる。
2. 解き方の手順
(1) : 対応する成分同士を足し合わせる。
(2) : 対応する成分同士を引き算する。
(3) : 行列 と の積を計算する。
(4) : 行列 と の積を計算する。
(5) : と の積を計算する。計算結果は、(1),(2)で得られた行列を使用する。
命題「 ならば である」の反例を挙げる。
とすると、
となるが、 である。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3) これは問題文中の計算ミスです. 正しくは ではなく です。
(4)
(5) これは問題文中の計算ミスです。正しくは ではなく です。
反例: のとき、 だが、 である。