2つの関数 $y = \log_{\frac{1}{2}} x$ と $y = \log_{\frac{1}{2}} \frac{1}{x}$ のグラフを選択肢から選ぶ問題です。

解析学対数関数グラフ関数の性質底の変換
2025/7/26

1. 問題の内容

2つの関数 y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} xy=log121xy = \log_{\frac{1}{2}} \frac{1}{x} のグラフを選択肢から選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

まず、y=log121xy = \log_{\frac{1}{2}} \frac{1}{x} を変形します。対数の性質 loga1x=logax \log_a \frac{1}{x} = - \log_a x を用いると、
y=log121x=log12x y = \log_{\frac{1}{2}} \frac{1}{x} = - \log_{\frac{1}{2}} x
となります。さらに、底の変換公式 logax=logbxlogba \log_a x = \frac{\log_b x}{\log_b a} を用いて、底を2に変換します。
log12x=log2xlog212=log2xlog221=log2x1=log2x \log_{\frac{1}{2}} x = \frac{\log_2 x}{\log_2 \frac{1}{2}} = \frac{\log_2 x}{\log_2 2^{-1}} = \frac{\log_2 x}{-1} = - \log_2 x
したがって、
y=log12x=(log2x)=log2x y = - \log_{\frac{1}{2}} x = - (- \log_2 x) = \log_2 x
つまり、y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} xy=log2xy = \log_2 x のグラフを選ぶことになります。
y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x は単調減少関数であり、y=log2xy = \log_2 x は単調増加関数です。

3. 最終的な答え

この問題はグラフを選択肢から選ぶ必要がありますが、グラフの選択肢が与えられていません。したがって、グラフの形状に関する情報のみを提供します。
* y=log12xy = \log_{\frac{1}{2}} x のグラフは、xx が増加すると yy が減少する単調減少関数です。
* y=log121x=log2xy = \log_{\frac{1}{2}} \frac{1}{x} = \log_2 x のグラフは、xx が増加すると yy が増加する単調増加関数です。

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