まず、角の二等分線の性質を利用してBP:PCを求めます。
角Aの二等分線APが辺BCと交わる点をPとすると、BP:PC=AB:ACが成り立ちます。 BP:PC=9:3=3:1 BC=8 cmなので、BP=8×3+13=8×43=6 cm PC=8×3+11=8×41=2 cm 次に、チェバの定理を利用してAI:IPを求めます。
三角形ABCにおいて、点Iは内心であるから、BIは角Bの二等分線、CIは角Cの二等分線となる。
BIとACの交点をQ、CIとABの交点をRとする。
チェバの定理より、
RBAR×PCBP×QACQ=1 ここで、AR:RC=AB:BCより、AR:RC=9:8 CQ:QA=BC:BAより、CQ:QA=8:9 すると、
RBAR=BCAC=83 QACQ=BABC=98 PBAP⋅PCBP⋅QACQ=RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 ここで、内心Iに関する以下の性質を利用します。
三角形ABCの内心をIとするとき、AIは角Aの二等分線であり、AI:IP=(AB+AC):BC が成り立つ。 AI:IP=(9+3):8=12:8=3:2