与えられた対数の割り算 $\log_4 3 \div \log_{\frac{1}{8}} 9$ を計算せよ。

代数学対数底の変換公式対数計算
2025/7/26
はい、承知いたしました。以下の形式で回答します。

1. 問題の内容

与えられた対数の割り算 log43÷log189\log_4 3 \div \log_{\frac{1}{8}} 9 を計算せよ。

2. 解き方の手順

まず、底の変換公式を用いて、対数の底を共通の底(ここでは10)に変換します。
底の変換公式は以下の通りです。
logab=logcblogca\log_a b = \frac{\log_c b}{\log_c a}
この公式を使って、与えられた対数を変換します。
log43=log3log4\log_4 3 = \frac{\log 3}{\log 4}
log189=log9log18\log_{\frac{1}{8}} 9 = \frac{\log 9}{\log \frac{1}{8}}
次に、割り算を計算します。
log43log189=log3log4log9log18=log3log4log18log9\frac{\log_4 3}{\log_{\frac{1}{8}} 9} = \frac{\frac{\log 3}{\log 4}}{\frac{\log 9}{\log \frac{1}{8}}} = \frac{\log 3}{\log 4} \cdot \frac{\log \frac{1}{8}}{\log 9}
ここで、log4=log22=2log2\log 4 = \log 2^2 = 2\log 2log9=log32=2log3\log 9 = \log 3^2 = 2\log 3log18=log23=3log2\log \frac{1}{8} = \log 2^{-3} = -3\log 2 であることに注意します。
これらを代入すると、
log32log23log22log3=log3log3log2log2322\frac{\log 3}{2\log 2} \cdot \frac{-3\log 2}{2\log 3} = \frac{\log 3}{\log 3} \cdot \frac{\log 2}{\log 2} \cdot \frac{-3}{2 \cdot 2}
=1134=34= 1 \cdot 1 \cdot \frac{-3}{4} = -\frac{3}{4}

3. 最終的な答え

34-\frac{3}{4}

「代数学」の関連問題

問題は、実数 $x, y$ について、以下の2つの命題を対偶を用いて証明することです。 (1) $x+y > 5$ ならば「$x > 3$ または $y > 2$」 (2) $y^2 \neq y$ ...

命題対偶不等式実数
2025/7/27

与えられたベクトル $u$ と $v$ の外積 $u \times v$ を計算する問題です。3つの異なるベクトルの組に対して計算を行います。

ベクトル外積線形代数
2025/7/27

不等式 $\frac{9}{a^2} + a^2 \geq 6$ が成り立つことを、相加平均と相乗平均の関係を用いて証明し、等号が成り立つ場合を調べる問題です。ただし、$a \neq 0$ とします。

不等式相加相乗平均証明数式処理
2025/7/27

与えられた行列 $A = \begin{bmatrix} -2 & -4 \\ 1 & 2 \end{bmatrix}$ に対して、 (1) 核 $Ker A$ を求め、図示する。 (2) 像 $Im...

線形代数行列線形写像
2025/7/27

与えられた行列 $A = \begin{bmatrix} -2 & -4 \\ 1 & 2 \end{bmatrix}$ について、以下の問題を解く。 (1) $A\mathbf{x} = \math...

線形代数行列連立一次方程式ランク
2025/7/27

二次方程式 $(x+2)^2 = 13$ を解く問題です。

二次方程式平方根方程式の解法
2025/7/27

不等式 $a^2 - 6ab + 10b^2 \geq 0$ を証明し、等号が成り立つ場合を調べる問題です。

不等式証明平方完成二乗等号
2025/7/27

(1) 中心が直線 $y = x + 3$ 上にあり、2点 $(2, 8)$、 $(-1, 5)$ を通る円の方程式を求め、$(x - ア)^2 + (y - イ)^2 = ウ$ の形で表す。 (2)...

円の方程式点と直線の距離指数不等式対数方程式
2025/7/27

問題は2つの部分から構成されています。 (1) 2次方程式 $x^2 - 4x - 2 = 0$ の2つの解を $\alpha$、$\beta$ とするとき、$\alpha + \beta$、$\al...

二次方程式解と係数の関係多項式の割り算剰余の定理
2025/7/27

(1) すべての実数 $x$ について、2次不等式 $x^2 + kx - k > 0$ が成り立つような定数 $k$ の値の範囲を求める。 (2) 2次不等式 $kx^2 + (k+4)x + k ...

二次不等式判別式不等式の解二次関数
2025/7/27