23人の中に、誕生日が同じ人が少なくとも1組いる確率を求める問題です。

確率論・統計学確率誕生日問題確率計算
2025/7/27

1. 問題の内容

23人の中に、誕生日が同じ人が少なくとも1組いる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

この問題を直接解く代わりに、「23人全員の誕生日が異なる確率」を計算し、それを1から引くことで「誕生日が同じ人が少なくとも1組いる確率」を求めます。
* まず、1人目の誕生日が何日であっても構いません。確率は 365/365=1365/365 = 1 です。
* 2人目の誕生日が1人目と異なる確率は 364/365364/365 です。
* 3人目の誕生日が1人目と2人目と異なる確率は 363/365363/365 です。
* これを23人目まで繰り返します。23人目の誕生日が、それまでの22人全員と異なる確率は 343/365343/365 です。
したがって、23人全員の誕生日が異なる確率は、
365365×364365×363365××343365\frac{365}{365} \times \frac{364}{365} \times \frac{363}{365} \times \cdots \times \frac{343}{365}
となります。これは、
365!342!×36523\frac{365!}{342! \times 365^{23}}
とも表せます。
この値を計算すると約0.4927になります。
求める確率は、「誕生日が同じ人が少なくとも1組いる確率」なので、1から「全員の誕生日が異なる確率」を引きます。
10.4927=0.50731 - 0.4927 = 0.5073

3. 最終的な答え

23人の中に誕生日が同じ人が少なくとも1組いる確率は約50.73%です。

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