11人の生徒の中から5人の委員を選ぶ方法について、以下の2つの条件における選び方の総数を求める問題です。 (1) 2人の生徒A, Bがともに含まれるように選ぶ方法。 (2) 生徒AまたはBの少なくとも1人が含まれるように選ぶ方法。
2025/7/27
1. 問題の内容
11人の生徒の中から5人の委員を選ぶ方法について、以下の2つの条件における選び方の総数を求める問題です。
(1) 2人の生徒A, Bがともに含まれるように選ぶ方法。
(2) 生徒AまたはBの少なくとも1人が含まれるように選ぶ方法。
2. 解き方の手順
(1) 2人の生徒A, Bがともに含まれる場合
まず、AとBを委員として確定させます。残りの委員の数は 人です。
また、残りの生徒の数は 人です。
したがって、9人の中から3人を選ぶ組み合わせを計算します。これは組み合わせの記号を使って と表されます。
(2) 生徒AまたはBの少なくとも1人が含まれる場合
この問題は、Aが含まれる場合、Bが含まれる場合、AとBの両方が含まれる場合の3つのケースを考慮する必要があります。
ただし、直接計算するよりも、全体からAもBも含まれない場合を引く方が簡単です。
まず、11人から5人を選ぶすべての組み合わせを計算します。これは と表されます。
次に、AもBも含まれない場合を計算します。これは、AとBを除いた9人から5人を選ぶ組み合わせなので、 と表されます。
したがって、AまたはBの少なくとも1人が含まれる場合は、全体からAもBも含まれない場合を引きます。
3. 最終的な答え
(1) 84通り
(2) 336通り