はい、承知いたしました。問題を解いていきます。
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1. 問題の内容**
問題は2つあります。
問題1: 関数 について、以下の問いに答えます。
(1) 関数 の増減表を作成する (凹凸・変曲点は調べなくてもよい)。
(2) 関数 の極値を求める。
(3) 関数 のグラフの概形を描く。
問題2: 関数 について、以下の問いに答えます。
(1) の3階導関数までを求める。
(2) を の項までマクローリン展開する (剰余項は計算しなくてもよい)。
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2. 解き方の手順**
**問題1**
(1) **増減表の作成**
* まず、 の導関数 を求めます。
* 次に、 となる を求めます。
よって、 です。
* の値の範囲を、, , , に分割し、各範囲で の符号を調べます。
* 各範囲における の増減を矢印で表にまとめます。
(2) **極値の計算**
増減表から、 の符号が変化する点を見つけます。
の符号が正から負に変わる点で極大、負から正に変わる点で極小となります。
それぞれの の値における の値を計算します。
(3) **グラフの概形**
極値、増減表に基づき、 のグラフの概形を描きます。
**問題2**
(1) **3階導関数の計算**
* の導関数を3回計算します。
(2) **マクローリン展開**
関数 のマクローリン展開は、以下の式で表されます。
よって、 の項までのマクローリン展開は次のようになります。
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3. 最終的な答え**
**問題1**
(1) 増減表 (概略):
| x | ... | -1 | ... | 0 | ... | 2 | ... |
| ---- | --- | --- | --- | --- | --- | --- | --- |
| f'(x) | - | 0 | + | 0 | - | 0 | + |
| f(x) | ↘ | 極大 | ↗ | 極大 | ↘ | 極小 | ↗ |
(2) 極値:
* 極大値: ,
* 極小値:
(3) グラフの概形: (説明のみ。実際にグラフを描くことはできません。)
x=-1付近とx=0付近で極大値をとり、x=2で極小値0をとる4次関数。xが十分大きいときyは正の無限大に発散する。
**問題2**
(1) 3階導関数:
*
*
*
(2) マクローリン展開: