問題1は、与えられた4つの広義積分を計算する問題です。 (1) $\int_{1}^{2} \frac{1}{x(2-x)} dx$ (2) $\int_{-3}^{\infty} \frac{1}{x^2+9} dx$ (3) $\int_{0}^{e^2} \log x dx$ (4) $\int_{1}^{\infty} \frac{\log x}{x^2} dx$
2025/7/27
## 問題1の解答
1. 問題の内容
問題1は、与えられた4つの広義積分を計算する問題です。
(1)
(2)
(3)
(4)
2. 解き方の手順
(1) 部分分数分解を用いて積分を計算します。
とおくと、
のとき、 より
のとき、 より
よって、
ここで、 のとき となるので、
(2) を用いて積分を計算します。
(3) 部分積分を用いて積分を計算します。
ここで、より、
(4) 部分積分を用いて積分を計算します。
,
,
3. 最終的な答え
(1) 発散
(2)
(3)
(4)
## 問題2の解答
1. 問題の内容
問題2は、与えられた広義積分の収束・発散を調べる問題です。
2. 解き方の手順
まず、積分区間 で が連続であることに注意します。
は で正の値をとるため、積分は広義積分になります。
ここで、 は収束します。( は で収束する)
実際、
したがって、優関数定理より、 は絶対収束し、収束します。
3. 最終的な答え
収束