問題8は、$0^\circ \le \theta \le 180^\circ$ のとき、以下の2つの不等式を満たす$\theta$の範囲を求める問題です。 (1) $\cos \theta > -\frac{\sqrt{3}}{2}$ (2) $\tan \theta \ge -1$

幾何学三角比不等式三角関数角度
2025/7/27

1. 問題の内容

問題8は、0θ1800^\circ \le \theta \le 180^\circ のとき、以下の2つの不等式を満たすθ\thetaの範囲を求める問題です。
(1) cosθ>32\cos \theta > -\frac{\sqrt{3}}{2}
(2) tanθ1\tan \theta \ge -1

2. 解き方の手順

(1) cosθ>32\cos \theta > -\frac{\sqrt{3}}{2}
cosθ=32\cos \theta = -\frac{\sqrt{3}}{2} となるθ\thetaは、150150^\circです。cosθ\cos \theta は、00^\circから180180^\circの間で減少関数なので、cosθ>32\cos \theta > -\frac{\sqrt{3}}{2} となるθ\thetaの範囲は、0θ<1500^\circ \le \theta < 150^\circ となります。
(2) tanθ1\tan \theta \ge -1
tanθ=1\tan \theta = -1 となるθ\thetaは、135135^\circです。また、tan90\tan 90^\circは定義されません。
90<θ18090^\circ < \theta \le 180^\circ において、tanθ\tan \thetaは減少関数なので、tanθ1\tan \theta \ge -1 となるθ\thetaの範囲は、0θ<900^\circ \le \theta < 90^\circ, 90<θ13590^\circ < \theta \le 135^\circです。

3. 最終的な答え

(1) 0θ<1500^\circ \le \theta < 150^\circ
(2) 0θ<900^\circ \le \theta < 90^\circ, 90<θ13590^\circ < \theta \le 135^\circ

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