(1) $\lim_{(x,y) \to (0,0)} xy \log(x^2 + y^2)$ の極限を求め、収束する場合はその値を、発散する場合はその理由を示してください。 (2) $x^2 + xy - y^2 = 1$ で定まる陰関数 $y=f(x)$ に対して、$\frac{dy}{dx}$ を求めてください。 (3) $f(x,y) = x^2 - xy + y^2 - 4x - y$ の極値を求めてください。 (4) 重積分 $\iint_D xy^2 dxdy$ を、領域 $D: 0 \le x \le 1, 0 \le y \le \sqrt{1-x^2}$ に対して求めてください。 (5) 重積分 $\iint_D xy dxdy$ を、領域 $D: \frac{x^2}{2} + y^2 \le 1$ に対して求めてください。
2025/7/27
はい、承知いたしました。与えられた数学の問題を解いていきます。
1. 問題の内容
(1) の極限を求め、収束する場合はその値を、発散する場合はその理由を示してください。
(2) で定まる陰関数 に対して、 を求めてください。
(3) の極値を求めてください。
(4) 重積分 を、領域 に対して求めてください。
(5) 重積分 を、領域 に対して求めてください。
2. 解き方の手順
(1) 極限の計算:
極座標変換 , を用いると、
のとき、 であるので、.
(2) 陰関数の微分:
を で微分すると、
(3) 極値の計算:
連立方程式を解くと、
より
停留点は
ヘッセ行列を計算する。
であるから、 で極小値をとる。
(4) 重積分の計算:
,
とすると ,
のとき , のとき
(5) 重積分の計算:
,
は楕円であり、 と の積である を積分するので、対称性より 0 になる。
3. 最終的な答え
(1) 0
(2)
(3) 極小値 -7 (x=3, y=2のとき)
(4)
(5) 0