関数 $y = ax + b$ ($a > 0$) の逆関数が $y = ax + 3$ であるとき、定数 $a, b$ の値を求める。

代数学一次関数逆関数方程式定数
2025/7/27

1. 問題の内容

関数 y=ax+by = ax + b (a>0a > 0) の逆関数が y=ax+3y = ax + 3 であるとき、定数 a,ba, b の値を求める。

2. 解き方の手順

まず、関数 y=ax+by = ax + b の逆関数を求める。
xxyy を入れ替えると、x=ay+bx = ay + b となる。
これを yy について解くと、
ay=xbay = x - b
y=1axbay = \frac{1}{a}x - \frac{b}{a}
これが逆関数である。問題文より、逆関数は y=ax+3y = ax + 3 なので、
1axba=ax+3\frac{1}{a}x - \frac{b}{a} = ax + 3
この式が任意の xx について成り立つためには、各係数が等しくなければならない。
したがって、
1a=a\frac{1}{a} = a
ba=3-\frac{b}{a} = 3
最初の式から a2=1a^2 = 1 が得られる。 a>0a > 0 という条件より、a=1a = 1 となる。
次の式に a=1a = 1 を代入すると、b=3-b = 3 より b=3b = -3 となる。

3. 最終的な答え

a=1,b=3a = 1, b = -3

「代数学」の関連問題

与えられた3つの連立方程式を掃き出し法で解く問題です。 (1) $3x + 2y = 0$ $x - 2y = 8$ (2) $-x + z = 1$ $-y + 4z = 7$ $2x + y + ...

連立方程式行列掃き出し法線形代数
2025/7/27

2次関数 $f(x) = x^2 - 4ax + 8a$ が与えられています。ここで、$a$ は正の定数です。 (1) $a = \frac{1}{2}$ のとき、関数 $y = f(x)$ のグラフ...

二次関数平方完成最大値最小値二次方程式
2025/7/27

問題8:放物線 $y = x^2 + bx + c$ を $x$ 軸方向に $-2$, $y$ 軸方向に $5$ 平行移動した放物線の頂点が $(0, 2)$ であるとき、定数 $b, c$ の値を求...

二次関数二次方程式平行移動判別式頂点
2025/7/27

2次関数 $y = x^2 - 3x - 4$ のグラフを、$x$ 軸方向にどれだけ平行移動すれば原点を通るようになるか。

二次関数平行移動放物線平方完成
2025/7/27

放物線 $y = x^2 + bx + c$ を $x$ 軸方向に $-2$, $y$ 軸方向に $5$ 平行移動した放物線の頂点が $(0, 2)$ であるとき、定数 $b, c$ の値を求めよ。

放物線平行移動頂点二次関数
2025/7/27

与えられた2つの2次不等式を解く問題です。 (1) $6x^2 - 13x + 6 \leq 0$ (2) $2x^2 - x + 3 < 0$

二次不等式因数分解判別式
2025/7/27

以下の3つの二次関数について、与えられた定義域における最大値と最小値を求めます。 (1) $y = x^2 - 4x + 3$ ($-1 \le x \le 5$) (2) $y = -3x^2 - ...

二次関数最大値最小値平方完成定義域
2025/7/27

与えられた式 $4(a-2b) + (a-2b)y$ を因数分解してください。

因数分解式変形共通因数たすき掛け
2025/7/27

与えられた3つの2次関数について、最大値または最小値を求める問題です。 (1) $y = x(x - 2)$ (2) $y = 2x^2 + 3x + 2$ (3) $y = -\frac{1}{2}...

二次関数最大値最小値平方完成頂点
2025/7/27

傾きが-2で、点(3, 1)を通る直線の方程式を求める問題です。

一次関数直線の方程式傾き切片
2025/7/27