問題は、与えられた点と直線の距離を求める問題です。具体的には、以下の4つの問題があります。 (1) 点 (4, 3), 直線 $x - 2y + 7 = 0$ (2) 点 (3, -1), 直線 $2x - y + 13 = 0$ (3) 点 (-2, 3), 直線 $3x + 4y + 9 = 0$ (4) 点 (-1, 2), 直線 $x - 3y + 1 = 0$

幾何学点と直線の距離幾何
2025/7/27

1. 問題の内容

問題は、与えられた点と直線の距離を求める問題です。具体的には、以下の4つの問題があります。
(1) 点 (4, 3), 直線 x2y+7=0x - 2y + 7 = 0
(2) 点 (3, -1), 直線 2xy+13=02x - y + 13 = 0
(3) 点 (-2, 3), 直線 3x+4y+9=03x + 4y + 9 = 0
(4) 点 (-1, 2), 直線 x3y+1=0x - 3y + 1 = 0

2. 解き方の手順

(x0,y0)(x_0, y_0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 の距離 dd は、次の公式で計算できます。
d=ax0+by0+ca2+b2d = \frac{|ax_0 + by_0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}}
それぞれの問題について、この公式を適用して距離を計算します。
(1) 点 (4, 3), 直線 x2y+7=0x - 2y + 7 = 0
x0=4,y0=3,a=1,b=2,c=7x_0 = 4, y_0 = 3, a = 1, b = -2, c = 7 を公式に代入します。
d=14+(2)3+712+(2)2=46+71+4=55=55=5d = \frac{|1 \cdot 4 + (-2) \cdot 3 + 7|}{\sqrt{1^2 + (-2)^2}} = \frac{|4 - 6 + 7|}{\sqrt{1 + 4}} = \frac{|5|}{\sqrt{5}} = \frac{5}{\sqrt{5}} = \sqrt{5}
(2) 点 (3, -1), 直線 2xy+13=02x - y + 13 = 0
x0=3,y0=1,a=2,b=1,c=13x_0 = 3, y_0 = -1, a = 2, b = -1, c = 13 を公式に代入します。
d=23+(1)(1)+1322+(1)2=6+1+134+1=205=205=2055=45d = \frac{|2 \cdot 3 + (-1) \cdot (-1) + 13|}{\sqrt{2^2 + (-1)^2}} = \frac{|6 + 1 + 13|}{\sqrt{4 + 1}} = \frac{|20|}{\sqrt{5}} = \frac{20}{\sqrt{5}} = \frac{20\sqrt{5}}{5} = 4\sqrt{5}
(3) 点 (-2, 3), 直線 3x+4y+9=03x + 4y + 9 = 0
x0=2,y0=3,a=3,b=4,c=9x_0 = -2, y_0 = 3, a = 3, b = 4, c = 9 を公式に代入します。
d=3(2)+43+932+42=6+12+99+16=1525=155=3d = \frac{|3 \cdot (-2) + 4 \cdot 3 + 9|}{\sqrt{3^2 + 4^2}} = \frac{|-6 + 12 + 9|}{\sqrt{9 + 16}} = \frac{|15|}{\sqrt{25}} = \frac{15}{5} = 3
(4) 点 (-1, 2), 直線 x3y+1=0x - 3y + 1 = 0
x0=1,y0=2,a=1,b=3,c=1x_0 = -1, y_0 = 2, a = 1, b = -3, c = 1 を公式に代入します。
d=1(1)+(3)2+112+(3)2=16+11+9=610=610=61010=3105d = \frac{|1 \cdot (-1) + (-3) \cdot 2 + 1|}{\sqrt{1^2 + (-3)^2}} = \frac{|-1 - 6 + 1|}{\sqrt{1 + 9}} = \frac{|-6|}{\sqrt{10}} = \frac{6}{\sqrt{10}} = \frac{6\sqrt{10}}{10} = \frac{3\sqrt{10}}{5}

3. 最終的な答え

(1) 5\sqrt{5}
(2) 454\sqrt{5}
(3) 33
(4) 3105\frac{3\sqrt{10}}{5}

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