次の式を計算します。 $\frac{1}{\sqrt{2}+1} + \frac{1}{\sqrt{3}+\sqrt{2}} + \frac{1}{2+\sqrt{3}}$

代数学式の計算分母の有理化平方根
2025/7/27

1. 問題の内容

次の式を計算します。
12+1+13+2+12+3\frac{1}{\sqrt{2}+1} + \frac{1}{\sqrt{3}+\sqrt{2}} + \frac{1}{2+\sqrt{3}}

2. 解き方の手順

各項の分母を有理化します。
12+1\frac{1}{\sqrt{2}+1} の分母を有理化するには、分母と分子に 21\sqrt{2}-1 を掛けます。
12+1=21(2+1)(21)=2121=21\frac{1}{\sqrt{2}+1} = \frac{\sqrt{2}-1}{(\sqrt{2}+1)(\sqrt{2}-1)} = \frac{\sqrt{2}-1}{2-1} = \sqrt{2}-1
13+2\frac{1}{\sqrt{3}+\sqrt{2}} の分母を有理化するには、分母と分子に 32\sqrt{3}-\sqrt{2} を掛けます。
13+2=32(3+2)(32)=3232=32\frac{1}{\sqrt{3}+\sqrt{2}} = \frac{\sqrt{3}-\sqrt{2}}{(\sqrt{3}+\sqrt{2})(\sqrt{3}-\sqrt{2})} = \frac{\sqrt{3}-\sqrt{2}}{3-2} = \sqrt{3}-\sqrt{2}
12+3\frac{1}{2+\sqrt{3}} の分母を有理化するには、分母と分子に 232-\sqrt{3} を掛けます。
12+3=23(2+3)(23)=2343=23\frac{1}{2+\sqrt{3}} = \frac{2-\sqrt{3}}{(2+\sqrt{3})(2-\sqrt{3})} = \frac{2-\sqrt{3}}{4-3} = 2-\sqrt{3}
したがって、
12+1+13+2+12+3=(21)+(32)+(23)=21+32+23=1+2=1\frac{1}{\sqrt{2}+1} + \frac{1}{\sqrt{3}+\sqrt{2}} + \frac{1}{2+\sqrt{3}} = (\sqrt{2}-1) + (\sqrt{3}-\sqrt{2}) + (2-\sqrt{3}) = \sqrt{2}-1 + \sqrt{3}-\sqrt{2} + 2-\sqrt{3} = -1+2 = 1

3. 最終的な答え

1

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