放物線 $y=ax^2$ ($a < 0$) と $y=bx^2$ ($b > 0$) があり、点Aの$x$座標が$n$であるとき、以下の問いに答えます。 (1) 点Aの$y$座標を$n$で表す。 (2) 点Bの座標を$n$で表す。 (3) 点Cの座標を$n$で表す。 (4) 線分ABの距離を$n$で表す。 (5) 線分CBの距離を$n$で表す。

代数学二次関数放物線座標距離
2025/7/27

1. 問題の内容

放物線 y=ax2y=ax^2 (a<0a < 0) と y=bx2y=bx^2 (b>0b > 0) があり、点Aのxx座標がnnであるとき、以下の問いに答えます。
(1) 点Aのyy座標をnnで表す。
(2) 点Bの座標をnnで表す。
(3) 点Cの座標をnnで表す。
(4) 線分ABの距離をnnで表す。
(5) 線分CBの距離をnnで表す。

2. 解き方の手順

(1) 点Aは放物線 y=ax2y = ax^2 上にあり、xx座標はnnなので、yy座標は an2a n^2 となります。
(2) 線分ABはxx軸と平行なので、点Bのyy座標は点Aのyy座標と等しく、an2an^2 です。点Bは放物線 y=ax2y = ax^2 上にあるので、an2=ax2an^2 = a x^2 を満たします。したがって、x2=n2x^2 = n^2 より、x=±nx = \pm n となります。点Aのxx座標がnnなので、点Bのxx座標は n-n です。したがって、点Bの座標は (n,an2)(-n, an^2) です。
(3) 線分CBはyy軸と平行なので、点Cのxx座標は点Bのxx座標と等しく、n-n です。点Cは放物線 y=bx2y = bx^2 上にあるので、y=b(n)2=bn2y = b(-n)^2 = bn^2 となります。したがって、点Cの座標は (n,bn2)(-n, bn^2) です。
(4) 点Aの座標は (n,an2)(n, an^2)、点Bの座標は (n,an2)(-n, an^2) なので、線分ABの距離は n(n)=2nn - (-n) = 2n となります。
(5) 点Cの座標は (n,bn2)(-n, bn^2)、点Bの座標は (n,an2)(-n, an^2) なので、線分CBの距離は bn2an2=(ba)n2bn^2 - an^2 = (b-a)n^2 となります。

3. 最終的な答え

(1) 点Aのyy座標:an2an^2
(2) 点Bの座標:(n,an2)(-n, an^2)
(3) 点Cの座標:(n,bn2)(-n, bn^2)
(4) 線分ABの距離:2n2n
(5) 線分CBの距離:(ba)n2(b-a)n^2

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