2次方程式 $kx^2 + 2(k-1)x + k + 2 = 0$ の実数解の個数が、正の定数 $k$ の値によってどのように変わるかを調べる問題です。
2025/7/27
1. 問題の内容
2次方程式 の実数解の個数が、正の定数 の値によってどのように変わるかを調べる問題です。
2. 解き方の手順
2次方程式の実数解の個数は判別式 によって決まります。まず、与えられた2次方程式の判別式を計算します。
次に、 の符号によって実数解の個数がどのように変化するかを調べます。
* のとき、2つの異なる実数解を持つ。
* のとき、1つの実数解(重解)を持つ。
* のとき、実数解を持たない。
のとき、 を解くと、
のとき、 を解くと、
のとき、 を解くと、
ただし、の場合、与えられた式は二次方程式でなくなるため、の範囲で考えます。
したがって、 の値によって、実数解の個数は以下のようになります。
* のとき、2つの異なる実数解を持つ。
* のとき、1つの実数解(重解)を持つ。
* のとき、実数解を持たない。
3. 最終的な答え
のとき、2つの異なる実数解を持つ。
のとき、1つの実数解(重解)を持つ。
のとき、実数解を持たない。