昨年の小学生と中学生の野外活動参加者の合計は70人でした。今年は昨年に比べて小学生は20%減少し、中学生は10%増加し、全体の参加者は2人減少しました。今年の小学生と中学生それぞれの参加者数を求める問題です。

代数学連立方程式割合文章問題
2025/7/27

1. 問題の内容

昨年の小学生と中学生の野外活動参加者の合計は70人でした。今年は昨年に比べて小学生は20%減少し、中学生は10%増加し、全体の参加者は2人減少しました。今年の小学生と中学生それぞれの参加者数を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、昨年の小学生の参加者数を xx 人、中学生の参加者数を yy 人とします。
昨年の参加者数の合計に関する式は以下のようになります。
x+y=70x + y = 70
次に、今年の参加者数に関する式を立てます。
小学生は20%減少したので、今年の小学生の参加者数は 0.8x0.8x 人です。
中学生は10%増加したので、今年の参加者数は 1.1y1.1y 人です。
今年の参加者数の合計は 702=6870 - 2 = 68 人なので、以下の式が得られます。
0.8x+1.1y=680.8x + 1.1y = 68
上記の二つの式を連立方程式として解きます。
まず、最初の式 x+y=70x + y = 70 から x=70yx = 70 - y を求めます。
次に、この式を二番目の式に代入します。
0.8(70y)+1.1y=680.8(70 - y) + 1.1y = 68
560.8y+1.1y=6856 - 0.8y + 1.1y = 68
0.3y=120.3y = 12
y=40y = 40
y=40y=40x+y=70x + y = 70 に代入すると、 x=7040=30x = 70 - 40 = 30 となります。
したがって、昨年の小学生の参加者数は30人、中学生の参加者数は40人です。
今年の小学生の参加者数は 0.8×30=240.8 \times 30 = 24 人です。
今年の小学生の参加者数は 1.1×40=441.1 \times 40 = 44 人です。

3. 最終的な答え

今年の小学生の参加者数は24人、中学生の参加者数は44人です。

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