まず、不等式を整理して、右辺を0にします。
x2<2x+15 を変形して、x2−2x−15<0 とします。 次に、左辺の二次式を因数分解します。
x2−2x−15=(x−5)(x+3) したがって、不等式は (x−5)(x+3)<0 となります。 次に、この不等式を満たす x の範囲を求めます。 (x−5)(x+3)=0 となる x の値は、x=5 と x=−3 です。 これら2つの値を数直線上にプロットすると、数直線は3つの区間に分割されます。
(2) −3<x<5 それぞれの区間で (x−5)(x+3) の符号を調べます。 (1) x<−3 の場合、x−5<0 かつ x+3<0 なので、(x−5)(x+3)>0 となります。 (2) −3<x<5 の場合、x−5<0 かつ x+3>0 なので、(x−5)(x+3)<0 となります。 (3) x>5 の場合、x−5>0 かつ x+3>0 なので、(x−5)(x+3)>0 となります。 したがって、(x−5)(x+3)<0 を満たす x の範囲は −3<x<5 です。