## 1. 問題の内容

代数学二次方程式判別式実数解
2025/7/27
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1. 問題の内容

問題36は、与えられた2つの2次方程式の実数解の個数を求める問題です。
(1) x2+7x+1=0x^2 + 7x + 1 = 0
(2) 4x210x+15=04x^2 - 10x + 15 = 0
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2. 解き方の手順

2次方程式の実数解の個数は、判別式 D=b24acD = b^2 - 4ac によって決まります。
- D>0D > 0 ならば、実数解は2個
- D=0D = 0 ならば、実数解は1個
- D<0D < 0 ならば、実数解は0個
(1) x2+7x+1=0x^2 + 7x + 1 = 0 の場合:
a=1a = 1, b=7b = 7, c=1c = 1
判別式 DD は、
D=b24ac=724×1×1=494=45D = b^2 - 4ac = 7^2 - 4 \times 1 \times 1 = 49 - 4 = 45
D=45>0D = 45 > 0 なので、実数解は2個です。
(2) 4x210x+15=04x^2 - 10x + 15 = 0 の場合:
a=4a = 4, b=10b = -10, c=15c = 15
判別式 DD は、
D=b24ac=(10)24×4×15=100240=140D = b^2 - 4ac = (-10)^2 - 4 \times 4 \times 15 = 100 - 240 = -140
D=140<0D = -140 < 0 なので、実数解は0個です。
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3. 最終的な答え

(1) x2+7x+1=0x^2 + 7x + 1 = 0 の実数解の個数: 2個
(2) 4x210x+15=04x^2 - 10x + 15 = 0 の実数解の個数: 0個

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