(1) 2桁の自然数について、その数の一の位の数の4倍を足すと、その結果が5の倍数になることを説明する。 (2) 与えられた図形の周の長さ $l$ を、正方形の一辺の長さ $y$ と二等辺三角形の二辺の長さ $x$ を用いて表し、$x$ を $l$ と $y$ で表す。

代数学整数の性質文字式の計算図形の周の長さ一次方程式
2025/7/27

1. 問題の内容

(1) 2桁の自然数について、その数の一の位の数の4倍を足すと、その結果が5の倍数になることを説明する。
(2) 与えられた図形の周の長さ ll を、正方形の一辺の長さ yy と二等辺三角形の二辺の長さ xx を用いて表し、xxllyy で表す。

2. 解き方の手順

(1)
2桁の自然数を 10a+b10a + b (ただし、aa は1から9の整数、bb は0から9の整数) と表す。
問題文の条件に従い、10a+b10a + bbb の4倍を加えたものを考える。
10a+b+4b=10a+5b=5(2a+b)10a + b + 4b = 10a + 5b = 5(2a + b) となる。
2a+b2a + b は整数なので、5(2a+b)5(2a + b) は5の倍数である。
(2)
図形の周の長さ ll は、二等辺三角形の2辺の長さの和 2x2x と、正方形の3辺の長さの和 3y3y の和である。
したがって、l=2x+3yl = 2x + 3y となる。
この式を変形して、xxllyy で表す。
2x=l3y2x = l - 3y
x=l3y2x = \frac{l - 3y}{2}

3. 最終的な答え

(1)
2桁の自然数を 10a+b10a + b とすると、10a+b+4b=5(2a+b)10a + b + 4b = 5(2a + b) となり、5(2a+b)5(2a + b) は5の倍数である。よって、2桁の自然数に、その数の一の位の数の4倍を足すと5の倍数になる。
(2)
x=l3y2x = \frac{l - 3y}{2}

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