初項が30で、第12項までの和が162である等差数列の公差を求める問題です。

代数学等差数列数列公差
2025/7/27

1. 問題の内容

初項が30で、第12項までの和が162である等差数列の公差を求める問題です。

2. 解き方の手順

等差数列の和の公式を利用します。
等差数列の和の公式は、初項を a1a_1、公差を dd、項数を nn とすると、以下のようになります。
Sn=n2[2a1+(n1)d]S_n = \frac{n}{2} [2a_1 + (n-1)d]
問題文より、a1=30a_1 = 30n=12n = 12S12=162S_{12} = 162 であることがわかります。
これらの値を上記の公式に代入して、dd について解きます。
162=122[2×30+(121)d]162 = \frac{12}{2} [2 \times 30 + (12-1)d]
162=6[60+11d]162 = 6 [60 + 11d]
162=360+66d162 = 360 + 66d
66d=16236066d = 162 - 360
66d=19866d = -198
d=19866d = \frac{-198}{66}
d=3d = -3

3. 最終的な答え

公差は -3 です。