まず、直角三角形を回転させたときにできる円錐の体積を求めます。
次に、扇形を回転させたときにできる立体の体積を求めます。
最後に、円錐の体積から扇形を回転させた立体の体積を引きます。
- 円錐の体積
底面の半径は6cm、高さは10cmなので、円錐の体積V1は、 V1=31πr2h=31π(62)(10)=31π(36)(10)=120π [cm³] - 扇形を回転させた立体の体積
扇形を回転させた立体は、半径3cm、高さ6cmの円柱から、半径3cm、高さ3cmの円柱の半分を取り除いたものとなります。
半径3cm、高さ6cmの円柱の体積VAは、 VA=πr2h=π(32)(6)=π(9)(6)=54π [cm³] 半径3cm、高さ3cmの円柱の体積VBは、 VB=πr2h=π(32)(3)=π(9)(3)=27π [cm³] V2=VA−21VB=54π−21(27π)=54π−13.5π=40.5π [cm³] - 求める立体の体積
V=V1−V2=120π−40.5π=79.5π [cm³]