問題は、P駅とQ駅の間の距離が240kmであり、列車AがP駅からQ駅へ、列車BがQ駅からP駅へ同時に出発する状況について、以下の3つの問いに答えるものです。 (1) 列車Aが出発してからx分後のP駅からの道のりyをxの式で表す。 (2) 2つの列車がすれ違うのは出発してから何分後か。 (3) 2つの列車がすれ違うまでに、2つの列車の間の距離が30kmになるのは出発してから何分後か。

代数学一次関数距離速さ方程式文章問題
2025/7/27

1. 問題の内容

問題は、P駅とQ駅の間の距離が240kmであり、列車AがP駅からQ駅へ、列車BがQ駅からP駅へ同時に出発する状況について、以下の3つの問いに答えるものです。
(1) 列車Aが出発してからx分後のP駅からの道のりyをxの式で表す。
(2) 2つの列車がすれ違うのは出発してから何分後か。
(3) 2つの列車がすれ違うまでに、2つの列車の間の距離が30kmになるのは出発してから何分後か。

2. 解き方の手順

(1) グラフから、列車Aは180分で240km進むことがわかります。よって、列車Aの速さは 240/180=4/3240/180 = 4/3 km/分です。したがって、y=43xy = \frac{4}{3}x
(2) グラフから、列車Bは120分で240km進むことがわかります。よって、列車Bの速さは 240/120=2240/120 = 2 km/分です。列車Aと列車Bが出会うとき、P駅からの距離は同じになります。列車Aが出発してからxx分後にすれ違うとすると、列車Aが進む距離は 43x\frac{4}{3}x km、列車Bが進む距離は 2(x)2(x) kmです。
$P駅からすれ違う地点までの距離をLとすると、
L=43xL = \frac{4}{3}x
L=2402xL = 240- 2x
よって43x=2402x\frac{4}{3}x = 240 - 2x
43x+2x=240\frac{4}{3}x+2x = 240
103x=240\frac{10}{3}x = 240
x=240310=72x=240*\frac{3}{10}=72
よってx=72x=72分。
(3) 2つの列車が出発してからx分後に2つの列車の間の距離が30kmとなるとします。
2つの列車は互いに向かって進むので、両列車の間の距離は、出発からの経過時間とともに減少します。2つの列車の間の距離が30kmになるのは、列車がすれ違う前と後の2回あります。
**すれ違う前の場合:**
列車Aの進んだ距離は 43x\frac{4}{3}x km、列車Bの進んだ距離は 2x2x km。
240(43x+2x)=30240 - (\frac{4}{3}x+2x)=30
240103x=30240- \frac{10}{3}x=30
103x=210\frac{10}{3}x = 210
x=63x=63
**すれ違う後の場合:**
ここでは、xをすれ違ってからの時間とすると、列車Aと列車Bの距離が30キロになるのは
43x+2x=30\frac{4}{3}x+2x =30
10x3=30\frac{10x}{3}=30
x=9x=9
よって72+9=8172+9=81分後

3. 最終的な答え

(1) y=43xy = \frac{4}{3}x
(2) 72分後
(3) 63分後と81分後

「代数学」の関連問題

与えられた行列 $A = \begin{bmatrix} -6 & 6 \\ -2 & 2 \end{bmatrix}$ について、以下の問題を解きます。 (1) 核 Ker $A$ を求め、図示する...

線形代数行列線形空間ベクトル
2025/7/27

$p$ を定数とする。関数 $y=(x^2-2x)^2+6p(x^2-2x)+3p+1$ の最小値を $m$ とする。 (1) 最小値 $m$ を $p$ の式で表せ。 (2) $m$ の最大値を求め...

二次関数最大値最小値場合分け
2025/7/27

以下の連立一次方程式を解きます。 $3x - 7y + 5z = 0$ $x + y - z = 6$ $2x + 3y - 4z = 9$

連立一次方程式行列基本変形ガウスの消去法
2025/7/27

与えられた連立一次方程式 $3x - 7y + 5z = 0$ $x + y - z = 6$ $2x + 3y - 4z = 9$ を行基本変形を用いて解け。

連立一次方程式行列行基本変形
2025/7/27

与えられた連立一次方程式を解きます。 $2x - 3y = 1$ $-4x + 6y = 3$

連立一次方程式解の存在線形代数
2025/7/27

$x + y = 1$ かつ $0 \le x \le 2$ のとき、$x - 2y^2$ の最大値と最小値を求めよ。

二次関数最大値最小値不等式二次方程式
2025/7/27

与えられた二次式 $x^2 - 12x + 27$ を因数分解してください。

因数分解二次式二次方程式
2025/7/27

与えられた二次式 $a^2 + 13a + 42$ を因数分解する問題です。

因数分解二次式多項式
2025/7/27

問題は、与えられた式 $(y-5)^2 - 6(y-5) - 7$ を因数分解することです。

因数分解二次式代入
2025/7/27

次の式を因数分解します。 (1) $2ab - 8b$ (2) $21x^2 + 14xy$ (3) $3a^2b - 9ab^2$ (4) $2ab^2 + 5a^2b - 4abc$ (5) $x...

因数分解共通因数展開
2025/7/27