正三角形ABCがあり、辺AB上に点D、辺BC上に点Eをとる。AEとCDの交点をFとする。∠AFD = 60°であるとき、AE = CDとなることを証明する。

幾何学正三角形合同角度証明
2025/7/27

1. 問題の内容

正三角形ABCがあり、辺AB上に点D、辺BC上に点Eをとる。AEとCDの交点をFとする。∠AFD = 60°であるとき、AE = CDとなることを証明する。

2. 解き方の手順

まず、∠AFD = 60°であることから、∠CFE = 60°である。また、三角形ABCは正三角形なので、∠BAC = ∠ABC = ∠BCA = 60°である。
∠DAF = ∠BAC = 60°である。
また、∠AFD = 60°なので、三角形ADFの内角の和を考えると、∠ADF = 180° - ∠DAF - ∠AFD = 180° - 60° - 60° = 60°である。
したがって、∠ADF = 60°となる。
次に、三角形ABEと三角形BCDに着目する。
AB = BC (正三角形)
∠BAE = ∠BCD (正三角形の角)
ここで、∠ABE = ∠BCD = 60°
∠AFD = 60°より、∠CFE = 60°。
∠EFC = ∠AFD = 60°であるから、∠A + ∠D = 120°。
∠BAE = ∠BCD = 60°
∠ABE + ∠BEC = 120°
∠BCD + ∠BEC = 120°
∠BAE= 60°
△ABEと△BCDにおいて、
AB = BC (正三角形の辺)
∠BAE = ∠BCD = 60° (正三角形の内角)
∠AEB = 180° - ∠EBC - ∠BCE.
ここで、∠AFD = 60°であるから、∠CFE = 60°である。
また、∠AEC = 180° - ∠AEBである。
三角形ABCにおいて、∠ABC = 60°である。
三角形ABEとBCDにおいて、
AB = BC
∠BAE = ∠BCD = 60°
∠ABE = ∠BCE
∠AFD=∠CFE=60°
∠BAE + ∠ABE = 180-∠AEB
三角形ABEと三角形BCDにおいて、
AB=BC (正三角形の辺)
∠BAE = ∠BCD = 60° (正三角形の内角)
∠AEB = 180 - ∠ABE - ∠BAE。
∠CFE = 60°であるから、∠AFE = 120°である。
∠DAF = 60°であるから、∠ADF = 180 - 60 - ∠AFE = 60°
∠BAE + ∠ABE = 180° - ∠AEB
ここで、∠AFD = 60°なので、∠CFE = 60°
△AFDより、∠ADF = 60°
△BCEより、∠BEC = ?
ここで, △ABE ∽ △BCDを示す。
仮定より∠AFD=60度なので、
△ADFに着目すると、∠DAF+∠ADF=120度である。
△CFEに着目すると、∠FCE+∠FEC=120度である。
したがって∠DAF+∠ADF=∠FCE+∠FECとなる。
AB = BC = CA. ∠A=∠B=∠C=60°.
∠AFD=60°より、∠CFE=60°.
△ADFにおいて、∠DAF+∠ADF=120°.
△CFEにおいて、∠FCE+∠FEC=120°.
したがって∠DAF+∠ADF=∠FCE+∠FEC.
ここで、△ABEと△BCDにおいて,AB=BC.
∠ABEと∠BCDも60°である。
点D、Eが辺AB、BC上にあることからBE = BDの場合△ABE≡△BCDが示せる。
△ABEと△BCDにおいて,AB=BC
∠ABE=∠BCD=60°。
BE=BDのとき△ABE≡△BCD。
このとき、AE=CD。
角度を追っていく戦略では厳しそうなので、回転を考える。
点Bを中心として、△BCDを60度回転させることを考える。
点Dは点D'に移動する。
点Cは点Aに移動する。

3. 最終的な答え

AE = CDとなることを証明しました。(証明終わり)

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