2つの曲線 $C_1: y = a \log x$ と $C_2: y = x^2 + \frac{a}{2}$ が共有点を持ち、その点における接線が一致するとき、$a$ の値と共有点の $x$ 座標を求める問題です。

解析学微分対数関数接線連立方程式
2025/7/28
はい、承知いたしました。画像の問題を解いていきます。

1. 問題の内容

2つの曲線 C1:y=alogxC_1: y = a \log xC2:y=x2+a2C_2: y = x^2 + \frac{a}{2} が共有点を持ち、その点における接線が一致するとき、aa の値と共有点の xx 座標を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、C1C_1 上の点 (t,alogt)(t, a \log t)C2C_2 上の点でもあることから、
alogt=t2+a2a \log t = t^2 + \frac{a}{2} が成り立ちます。
次に、C1C_1C2C_2 の点 (t,alogt)(t, a \log t) における接線の傾きが等しいことを考えます。
C1C_1 の導関数は y=axy' = \frac{a}{x} なので、点 (t,alogt)(t, a \log t) における接線の傾きは at\frac{a}{t} です。
C2C_2 の導関数は y=2xy' = 2x なので、点 (t,alogt)(t, a \log t) における接線の傾きは 2t2t です。
したがって、at=2t\frac{a}{t} = 2t が成り立ちます。これから、a=2t2a = 2t^2 が得られます。
この結果を alogt=t2+a2a \log t = t^2 + \frac{a}{2} に代入すると、2t2logt=t2+2t222t^2 \log t = t^2 + \frac{2t^2}{2} となります。
整理すると、2t2logt=2t22t^2 \log t = 2t^2 となり、t2(logt1)=0t^2(\log t - 1) = 0 となります。
t>0t > 0 なので、t20t^2 \neq 0 であり、t=0t=0 とならないので logt=1\log t = 1 となり、t=et = e が得られます。
a=2t2a = 2t^2t=et = e を代入すると、a=2e2a = 2e^2 が得られます。

3. 最終的な答え

1: 2
2: (3)
3: (1)
共有点の xx 座標は eeaaの値は 2e22e^2です。

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