2次方程式 $x^2 - 10x + k = 0$ が重解を持つとき、定数 $k$ の値を求める問題です。

代数学二次方程式判別式重解
2025/4/4

1. 問題の内容

2次方程式 x210x+k=0x^2 - 10x + k = 0 が重解を持つとき、定数 kk の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式が重解を持つための条件は、判別式 DDD=0D=0 となることです。
2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式 DDD=b24acD = b^2 - 4ac で与えられます。
今回の問題では、a=1a=1, b=10b=-10, c=kc=k ですから、判別式 DD
D=(10)24(1)(k)=1004kD = (-10)^2 - 4(1)(k) = 100 - 4k
となります。重解を持つためには D=0D=0 でなければならないので、
1004k=0100 - 4k = 0
これを kk について解くと、
4k=1004k = 100
k=1004=25k = \frac{100}{4} = 25
したがって、k=25k=25 のとき、2次方程式は重解を持ちます。

3. 最終的な答え

k=25k = 25

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