2桁の自然数がある。その数の十の位の数字と一の位の数字を入れ替えた数は、元の数よりも36大きい。また、十の位の数の2倍から一の位の数を引いた差は1になる。元の自然数を求めよ。

代数学連立方程式二桁の自然数方程式
2025/7/28

1. 問題の内容

2桁の自然数がある。その数の十の位の数字と一の位の数字を入れ替えた数は、元の数よりも36大きい。また、十の位の数の2倍から一の位の数を引いた差は1になる。元の自然数を求めよ。

2. 解き方の手順

元の自然数の十の位の数を xx、一の位の数を yy とする。
元の自然数は 10x+y10x + y と表せる。
数字を入れ替えた自然数は 10y+x10y + x と表せる。
問題文より、以下の2つの式が得られる。
10y+x=10x+y+3610y + x = 10x + y + 36
2xy=12x - y = 1
1つ目の式を整理する。
10y+x10xy=3610y + x - 10x - y = 36
9y9x=369y - 9x = 36
yx=4y - x = 4
2つ目の式と合わせて連立方程式を解く。
yx=4y - x = 4
2xy=12x - y = 1
2つの式を足し合わせると、
yx+2xy=4+1y - x + 2x - y = 4 + 1
x=5x = 5
yx=4y - x = 4x=5x = 5 を代入すると、
y5=4y - 5 = 4
y=9y = 9
したがって、元の自然数は 10x+y=10(5)+9=5910x + y = 10(5) + 9 = 59 である。

3. 最終的な答え

59

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