(7) 2次関数 $y = 2x^2 - 8x + 11$ のグラフをx軸に関して対称移動した放物線をグラフとする2次関数の式と、原点に関して対称移動した放物線をグラフとする2次関数の式を求める。 (8) 軸が直線 $x = 2$ で、2点 $(2, 3)$, $(6, -5)$ を通る放物線をグラフとする2次関数の式を求める。

代数学二次関数放物線対称移動グラフ
2025/7/31

1. 問題の内容

(7) 2次関数 y=2x28x+11y = 2x^2 - 8x + 11 のグラフをx軸に関して対称移動した放物線をグラフとする2次関数の式と、原点に関して対称移動した放物線をグラフとする2次関数の式を求める。
(8) 軸が直線 x=2x = 2 で、2点 (2,3)(2, 3), (6,5)(6, -5) を通る放物線をグラフとする2次関数の式を求める。

2. 解き方の手順

(7)
x軸に関して対称移動する場合、yyy-y に置き換える。
y=2x28x+11-y = 2x^2 - 8x + 11
y=2x2+8x11y = -2x^2 + 8x - 11
原点に関して対称移動する場合、xxx-x に、yyy-y に置き換える。
y=2(x)28(x)+11-y = 2(-x)^2 - 8(-x) + 11
y=2x2+8x+11-y = 2x^2 + 8x + 11
y=2x28x11y = -2x^2 - 8x - 11
(8)
軸が x=2x = 2 であるから、2次関数は y=a(x2)2+qy = a(x - 2)^2 + q と表せる。
(2,3)(2, 3) を通るので、
3=a(22)2+q3 = a(2 - 2)^2 + q
3=q3 = q
よって、y=a(x2)2+3y = a(x - 2)^2 + 3
(6,5)(6, -5) を通るので、
5=a(62)2+3-5 = a(6 - 2)^2 + 3
5=16a+3-5 = 16a + 3
16a=816a = -8
a=12a = -\frac{1}{2}
したがって、y=12(x2)2+3=12(x24x+4)+3=12x2+2x2+3=12x2+2x+1y = -\frac{1}{2}(x - 2)^2 + 3 = -\frac{1}{2}(x^2 - 4x + 4) + 3 = -\frac{1}{2}x^2 + 2x - 2 + 3 = -\frac{1}{2}x^2 + 2x + 1

3. 最終的な答え

(7) x軸に関して対称移動した放物線をグラフとする2次関数の式は y=2x2+8x11y = -2x^2 + 8x - 11
原点に関して対称移動した放物線をグラフとする2次関数の式は y=2x28x11y = -2x^2 - 8x - 11
(8) 2次関数の式は y=12x2+2x+1y = -\frac{1}{2}x^2 + 2x + 1

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