直方体 ABCDEFGH において、 (1) 平面 AFH と平面 EFH がなす角を $\theta$ とするとき、$\cos \theta$ を求める。 (2) 頂点 E から平面 AFH に下ろした垂線の長さ $h$ を求める。 直方体の辺の長さは、AB=CD=EF=GH=1, AD=BC=FG=EH=1, AE=BF=CG=DH=aとする。
2025/7/28
1. 問題の内容
直方体 ABCDEFGH において、
(1) 平面 AFH と平面 EFH がなす角を とするとき、 を求める。
(2) 頂点 E から平面 AFH に下ろした垂線の長さ を求める。
直方体の辺の長さは、AB=CD=EF=GH=1, AD=BC=FG=EH=1, AE=BF=CG=DH=aとする。
2. 解き方の手順
(1) 平面 AFH と平面 EFH がなす角 を求める。
平面 AFH と平面 EFH の交線は FH である。
EからFHに下ろした垂線は、EF。
AからFHに下ろした垂線を考える。
FHの中点をMとする。直方体なので、FM = MH.
AF=AHなので、AMはFHに垂直である。
となる。
.
.
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よって、.
(2) 頂点 E から平面 AFH に下ろした垂線の長さ を求める。
四面体 EAFH の体積を2通りの方法で表す。
四面体 EAFH の体積は、.
次に、底面を三角形 AFH とすると、高さは となる。
三角形 AFH の面積を S とすると、S = (ヘロンの公式)
ただし、.
, .
.
四面体 EAFH の体積 = .
.
3. 最終的な答え
(1)
(2)