赤玉5個、白玉3個が入った袋から同時に玉を3個取り出すとき、赤玉2個と白玉1個が出る確率を求める問題です。その確率は $\frac{ウエ}{オカ}$ で表されます。

確率論・統計学確率組み合わせ
2025/7/28

1. 問題の内容

赤玉5個、白玉3個が入った袋から同時に玉を3個取り出すとき、赤玉2個と白玉1個が出る確率を求める問題です。その確率は ウエオカ\frac{ウエ}{オカ} で表されます。

2. 解き方の手順

まず、袋から3個の玉を取り出す全ての場合の数を計算します。これは、8個の玉から3個を選ぶ組み合わせなので、 8C3_8C_3 で計算できます。
8C3=8!3!(83)!=8!3!5!=8×7×63×2×1=56_8C_3 = \frac{8!}{3!(8-3)!} = \frac{8!}{3!5!} = \frac{8 \times 7 \times 6}{3 \times 2 \times 1} = 56
次に、赤玉2個と白玉1個を取り出す場合の数を計算します。
赤玉2個は、5個の赤玉から2個を選ぶ組み合わせなので、 5C2_5C_2 で計算できます。
白玉1個は、3個の白玉から1個を選ぶ組み合わせなので、 3C1_3C_1 で計算できます。
5C2=5!2!(52)!=5!2!3!=5×42×1=10_5C_2 = \frac{5!}{2!(5-2)!} = \frac{5!}{2!3!} = \frac{5 \times 4}{2 \times 1} = 10
3C1=3!1!(31)!=3!1!2!=31=3_3C_1 = \frac{3!}{1!(3-1)!} = \frac{3!}{1!2!} = \frac{3}{1} = 3
赤玉2個と白玉1個を取り出す場合の数は、それぞれの組み合わせの積なので、 10×3=3010 \times 3 = 30 となります。
したがって、赤玉2個と白玉1個が出る確率は、
3056=1528\frac{30}{56} = \frac{15}{28} となります。

3. 最終的な答え

確率は 1528\frac{15}{28} なので、
ウエ = 15
オカ = 28

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