1. 問題の内容
方程式 が異なる3つの実数解をもつような の値の範囲を求めます。
2. 解き方の手順
とおきます。
が異なる3つの実数解を持つためには、 が極大値と極小値を持ち、(極大値) > 0 かつ (極小値) < 0 である必要があります。
まず、 の導関数を求めます。
となる を求めます。
のとき、 は正から負に変わるので、 で極大値をとります。
のとき、 は負から正に変わるので、 で極小値をとります。
極大値 を計算します。
極小値 を計算します。
異なる3つの実数解を持つための条件は、 かつ であることです。
かつ
かつ