この関数は商の形をしているため、商の微分公式を使用します。商の微分公式は以下の通りです。
(vu)′=v2u′v−uv′ ここで、u=x2、v=(2x−1)3 とします。 u′=(x2)′=2x 次に、v の微分を計算します。これは合成関数の微分となるので、連鎖律(チェーンルール)を使います。 v′=((2x−1)3)′=3(2x−1)2⋅(2x−1)′=3(2x−1)2⋅2=6(2x−1)2 これで、u, v, u′, v′ が全て計算できたので、商の微分公式に代入します。 y′=((2x−1)3)22x(2x−1)3−x2⋅6(2x−1)2 式を整理します。まず分子で (2x−1)2 でくくります。 y′=(2x−1)6(2x−1)2[2x(2x−1)−6x2] 次に、分子の括弧内を計算します。
y′=(2x−1)6(2x−1)2(4x2−2x−6x2) y′=(2x−1)6(2x−1)2(−2x2−2x) さらに、分子と分母で (2x−1)2 を約分します。 y′=(2x−1)4−2x2−2x 最後に、分子から −2x をくくりだします。 y′=(2x−1)4−2x(x+1)