与えられた関数 $y = -x^3 + 2x^2 + x - 2$ について、$x=2$ における法線の方程式を求める。

解析学微分導関数接線法線方程式
2025/4/5

1. 問題の内容

与えられた関数 y=x3+2x2+x2y = -x^3 + 2x^2 + x - 2 について、x=2x=2 における法線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

まず、関数 yyxx で微分して、導関数 yy' を求める。
y=dydx=3x2+4x+1y' = \frac{dy}{dx} = -3x^2 + 4x + 1
次に、x=2x=2 における接線の傾きを求めるために、yy'x=2x=2 を代入する。
y(2)=3(2)2+4(2)+1=12+8+1=3y'(2) = -3(2)^2 + 4(2) + 1 = -12 + 8 + 1 = -3
接線の傾きが -3 であるから、法線の傾きは接線の傾きの逆数の符号を反転させたものになる。したがって、法線の傾き mm
m=13=13m = -\frac{1}{-3} = \frac{1}{3}
次に、x=2x=2 における yy の値を求める。
y(2)=(2)3+2(2)2+22=8+8+22=0y(2) = -(2)^3 + 2(2)^2 + 2 - 2 = -8 + 8 + 2 - 2 = 0
したがって、点 (2,0)(2, 0) における法線の方程式は、傾き m=13m = \frac{1}{3} を用いて次のように表される。
y0=13(x2)y - 0 = \frac{1}{3}(x - 2)
y=13x23y = \frac{1}{3}x - \frac{2}{3}

3. 最終的な答え

y=13x23y = \frac{1}{3}x - \frac{2}{3}

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