曲線 $y = -x^3 + 3x^2 + x - 1$ 上の点 $(-1, 2)$ における法線の方程式を求めます。

解析学微分接線法線曲線方程式
2025/4/5

1. 問題の内容

曲線 y=x3+3x2+x1y = -x^3 + 3x^2 + x - 1 上の点 (1,2)(-1, 2) における法線の方程式を求めます。

2. 解き方の手順

ステップ1: 関数の微分を計算します。
y=x3+3x2+x1y = -x^3 + 3x^2 + x - 1xx で微分します。
dydx=3x2+6x+1\frac{dy}{dx} = -3x^2 + 6x + 1
ステップ2: 点 (1,2)(-1, 2) における接線の傾きを計算します。
x=1x = -1dydx\frac{dy}{dx} に代入します。
dydxx=1=3(1)2+6(1)+1=36+1=8\frac{dy}{dx}|_{x=-1} = -3(-1)^2 + 6(-1) + 1 = -3 - 6 + 1 = -8
したがって、点 (1,2)(-1, 2) における接線の傾きは 8-8 です。
ステップ3: 点 (1,2)(-1, 2) における法線の傾きを計算します。
法線の傾きは、接線の傾きの負の逆数です。
したがって、法線の傾きは 18=18\frac{-1}{-8} = \frac{1}{8} です。
ステップ4: 点 (1,2)(-1, 2) を通り、傾きが 18\frac{1}{8} の直線の方程式を求めます。
直線の方程式は yy1=m(xx1)y - y_1 = m(x - x_1) で与えられます。
ここで、(x1,y1)=(1,2)(x_1, y_1) = (-1, 2) であり、m=18m = \frac{1}{8} です。
したがって、直線の方程式は次のようになります。
y2=18(x(1))y - 2 = \frac{1}{8}(x - (-1))
y2=18(x+1)y - 2 = \frac{1}{8}(x + 1)
y=18x+18+2y = \frac{1}{8}x + \frac{1}{8} + 2
y=18x+18+168y = \frac{1}{8}x + \frac{1}{8} + \frac{16}{8}
y=18x+178y = \frac{1}{8}x + \frac{17}{8}
ステップ5: 法線の方程式を整理します。
8y=x+178y = x + 17
x8y+17=0x - 8y + 17 = 0

3. 最終的な答え

y=18x+178y = \frac{1}{8}x + \frac{17}{8} あるいは x8y+17=0x - 8y + 17 = 0

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