(1) 四角形ABCOが平行四辺形となる条件を考える。平行四辺形の対辺は平行かつ長さが等しいので、BA=OC が成り立つ。点Bは y=−31x+4 のy切片なので、B(0, 4)。したがって、BA=(3−0,3−4)=(3,−1)。点Cの座標を(x, y)とすると、OC=(x,y)。よって、(x,y)=(3,−1)。しかし、点Cは y=−31x のグラフ上にあるので、点Cのy座標は −31倍のx座標となるはずである。上記の点Cは条件を満たさない。 平行四辺形ABCOにおいて, AB=CO が成り立つときを考える。 AB=(0−3,4−3)=(−3,1). 点Cの座標を(x, y)とすると, CO=(0−x,0−y)=(−x,−y). よって, (−x,−y)=(−3,1). x=3,y=−1. この点も y=−31x のグラフ上にないので条件を満たさない. したがって、BC=AO を考える。 点O(0,0)、点A(3,3)なので、AO=(3,3) 点B(0,4)、点C(x,y)なので、BC=(x,y−4) 平行四辺形となるには、BC=AOであればよく、 (x,y−4)=(3,3)なので、 これは、y=−31x 上にない。 平行四辺形ABOCを考えると、BA=CO 点B(0,4)、点A(3,3)なので、BA=(3,−1) 点C(x,y), 点O(0,0)なので、CO=(−x,−y) よって、(−x,−y)=(3,−1)なので、x=−3, y=1 これは、y=−31x上にあり、y=−31(−3)=1を満たす。 したがって、点Cの座標は、(-3,1)
(2) 点D(0, 3)を通り、三角形ABOの面積を2等分する直線の式を求める。点Dを通るので、直線はy軸との交点を持つ。三角形ABOの面積は 21×4×3=6。 面積を2等分するので、面積が3になるように直線を引く。 三角形ABOの底辺をBOとみると、BOの長さは4。
点Aからy軸までの距離は3
点D(0,3)を通る直線と線分ABの交点をPとすると、三角形DBOの面積を考える。直線DPが三角形ABOを2等分するためには、直線DPによって作られる三角形の面積が3になればよい。
直線ABの式は、傾きが3−03−4=−31なので、y=−31x+4 線分ABと、点Dを通る直線との交点をPとする。直線DPの式をy=ax+3とする。点Pは直線DPと直線ABの交点なので、−31x+4=ax+3。よって、(31+a)x=1。したがって、x=31+a1=1+3a3。このとき、y=−31⋅1+3a3+4=−1+3a1+4=1+3a−1+4(1+3a)=1+3a3+12a。 三角形DBOの面積は21×DB×xP=3となるはずなので、21×1×1+3a3=3。したがって、2(1+3a)3=3。3=6(1+3a)、1=2(1+3a)、1=2+6a、−1=6a、a=−61。 したがって、求める直線の式は y=−61x+3