(1) 直線BCの方程式を求める。
2点B(-4, 1), C(0, 5)を通る直線の傾きは、
(5−1)/(0−(−4))=4/4=1 である。切片は5なので、直線BCの方程式は
となる。
(2) 点Pの座標を定める。
点Pは直線BC上にあるので、点Pの座標を (t,t+5) とする。ただし、−4≤t≤0である。 (3) 点Qの座標を定める。
点Qは点Pからx軸に下ろした垂線とx軸の交点なので、点Qの座標は (t,0) となる。 (4) 三角形PQAの面積Sを求める。
三角形PQAの面積Sは、
S=21∣(a−t)(0−(t+5))−(t−t)(3−0)∣=21∣(a−t)(−t−5)∣=21∣(t−a)(t+5)∣ となる。ここで、a>0 であり、−4≤t≤0なので、t−a<0である。よって、 S=21∣(t−a)(t+5)∣=21∣t2+(5−a)t−5a∣ また、t+5>0である。 S(t)=21(−t2+(a−5)t+5a)=21(−t2+(a−5)t+5a) (5) Sの最大値を求める。
Sをtの関数と見て、最大値を求める。
S′(t)=21(−2t+a−5) S′(t)=0 となるのは、t=2a−5のとき。 S′′(t)=−1<0なので、t=2a−5のとき、Sは最大値をとる。 ただし、−4≤t≤0なので、 2a−5がこの範囲にあるかどうかを考慮する必要がある。 −4≤2a−5≤0 より、−8≤a−5≤0 , −3≤a≤5 (a) −3≤a≤5のとき t=2a−5のとき、S=21(−4(a−5)2+2(a−5)2+5a)=21(4(a−5)2+5a)=81(a2−10a+25+20a)=81(a2+10a+25)=81(a+5)2 t=−4のとき、S=21(−(−4)2+(a−5)(−4)+5a)=21(−16−4a+20+5a)=21(a+4) t=0のとき、S=21(5a) t=0のとき、S=25a 最終的に、a>0なので場合分けは (a) と (c) になる。 (a) 0<a≤5のとき、最大値はS=81(a+5)2 (c) a>5のとき、最大値はS=25a