1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、対角線AC上に、BP⊥AC、DQ⊥ACとなる点P,Qをとるとき、四角形PBQDが平行四辺形であることを証明する。
2. 解き方の手順
まず、△BPCと△DQAが合同であることを示す。
(i) 平行四辺形の対辺は等しいので、。
(ii) 仮定より、であるから、。
(iii) 平行線の錯角は等しいので、。
(i), (ii), (iii)より、直角三角形において斜辺と1つの鋭角がそれぞれ等しいので、。
合同な図形の対応する辺は等しいので、。
また、仮定よりだから、。
したがって、1組の対辺が平行でその長さが等しいので、四角形PBQDは平行四辺形である。
3. 最終的な答え
四角形PBQDは平行四辺形である。