三角形ABCにおいて、$AB=3$, $BC=3$, $AC=4$である。辺BCのCを越える延長上に$CP=3$となる点Pをとり、辺AC上に点Qを取る。 (1) $\triangle ABC$において、$\cos A$を求める。 (2) $\triangle ABC$の面積$S$を求める。 (3) $\triangle ABC$の外接円の半径$R$と内接円の半径$r$をそれぞれ求める。 (4) $\triangle ABC$の内心$I$と外心$O$について、線分$IO$の長さを求める。 (5) $\triangle QCP$の外接円の半径が$\frac{3}{2}\sqrt{6}$のとき、辺$QP$と辺$QC$の長さを求める。
2025/7/29
1. 問題の内容
三角形ABCにおいて、, , である。辺BCのCを越える延長上にとなる点Pをとり、辺AC上に点Qを取る。
(1) において、を求める。
(2) の面積を求める。
(3) の外接円の半径と内接円の半径をそれぞれ求める。
(4) の内心と外心について、線分の長さを求める。
(5) の外接円の半径がのとき、辺と辺の長さを求める。
2. 解き方の手順
(1) 余弦定理を用いて を求める。
より、
(2) より、。
( より、)
の面積 は、
(3) 外接円の半径 は、正弦定理より
内接円の半径 は、より、
(4) を用いる.
これはありえないので、別の方法で計算する。
余弦定理より
内接円の中心はの角の二等分線の交点。
外接円の中心は各辺の垂直二等分線の交点。
(5) の外接円の半径が のとき。
であり、正弦定理より
円周角の定理より、. .
なので,
より .
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3) ,
(4) (計算省略)
(5) ,