(1) 等差数列の一般項を求めます。一般項の公式は an=a1+(n−1)d です。 ここで、a1=200、d=−6 を代入すると、an=200+(n−1)(−6) となります。 an=50 となる n を求めるので、50=200+(n−1)(−6) を解きます。 50=200−6n+6 6n=200+6−50 n=6156=26 したがって、50 は第26項です。
(2) 等差数列の和が最大になるのは、項が正である範囲で和を取る時です。
一般項 an が正となる n の範囲を求めます。 an=200+(n−1)(−6)>0 200−6n+6>0 n<6206=3103≈34.33 したがって、n≤34 の範囲で an>0 となります。 よって、初項から第34項までの和が最大となります。
等差数列の和の公式は Sn=2n(a1+an) です。 S34=234(200+a34) を計算します。 a34=200+(34−1)(−6)=200+33(−6)=200−198=2 S34=234(200+2)=17(202)=3434 したがって、初項から第34項までの和が最大であり、その和は3434です。