第2項が3で、初項から第3項までの和が13である等比数列の初項と公比を求める問題です。

代数学等比数列数列方程式二次方程式
2025/7/29

1. 問題の内容

第2項が3で、初項から第3項までの和が13である等比数列の初項と公比を求める問題です。

2. 解き方の手順

等比数列の初項をaa、公比をrrとします。
* 第2項が3であることから、
ar=3ar = 3
が成り立ちます。
* 初項から第3項までの和が13であることから、
a+ar+ar2=13a + ar + ar^2 = 13
が成り立ちます。
* ar=3ar = 3より、a=3ra = \frac{3}{r}なので、これをa+ar+ar2=13a + ar + ar^2 = 13に代入します。
3r+3+3r=13\frac{3}{r} + 3 + 3r = 13
* 両辺にrrを掛けて整理します。
3+3r+3r2=13r3 + 3r + 3r^2 = 13r
3r210r+3=03r^2 - 10r + 3 = 0
* この2次方程式を解きます。因数分解すると
(3r1)(r3)=0(3r - 1)(r - 3) = 0
したがって、r=13,3r = \frac{1}{3}, 3となります。
* r=13r = \frac{1}{3}のとき、a=313=9a = \frac{3}{\frac{1}{3}} = 9
r=3r = 3のとき、a=33=1a = \frac{3}{3} = 1

3. 最終的な答え

初項9、公比1/3、または初項1、公比3

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