2種類の貯金方法AとBがある。方法Aは1日目に300円貯金し、2日目以降は前の日より100円ずつ増やす。方法Bは1日目に4円貯金し、2日目以降は前の日の3倍の金額を貯金する。7日間貯金した場合、AとBどちらが多く貯金できるか。

代数学等差数列等比数列数列の和貯金
2025/7/29

1. 問題の内容

2種類の貯金方法AとBがある。方法Aは1日目に300円貯金し、2日目以降は前の日より100円ずつ増やす。方法Bは1日目に4円貯金し、2日目以降は前の日の3倍の金額を貯金する。7日間貯金した場合、AとBどちらが多く貯金できるか。

2. 解き方の手順

方法A:等差数列の和
初項 a1=300a_1 = 300、公差 d=100d = 100 の等差数列の、最初の7項の和を求める。
等差数列の和の公式は Sn=n2(2a1+(n1)d)S_n = \frac{n}{2} (2a_1 + (n-1)d)
n=7n = 7 を代入すると、
S7=72(2300+(71)100)S_7 = \frac{7}{2} (2 \cdot 300 + (7-1) \cdot 100)
S7=72(600+600)S_7 = \frac{7}{2} (600 + 600)
S7=72(1200)S_7 = \frac{7}{2} (1200)
S7=7600S_7 = 7 \cdot 600
S7=4200S_7 = 4200
方法B:等比数列の和
初項 b1=4b_1 = 4、公比 r=3r = 3 の等比数列の、最初の7項の和を求める。
等比数列の和の公式は Sn=a1(rn1)r1S_n = \frac{a_1 (r^n - 1)}{r-1}
n=7n = 7 を代入すると、
S7=4(371)31S_7 = \frac{4 (3^7 - 1)}{3-1}
S7=4(21871)2S_7 = \frac{4 (2187 - 1)}{2}
S7=421862S_7 = \frac{4 \cdot 2186}{2}
S7=22186S_7 = 2 \cdot 2186
S7=4372S_7 = 4372
Aの貯金額:4200円
Bの貯金額:4372円

3. 最終的な答え

Bの方が多く貯金できる。

「代数学」の関連問題

与えられた4x4行列Bの行列式を計算し、正則性を調べる問題です。 行列Bは次の通りです。 $B = \begin{bmatrix} 3 & 2 & 0 & 1 \\ 1 & 0 & 1 & 3 \\ ...

行列式正則行列余因子展開線形代数
2025/7/30

与えられた行列が正則(すなわち、逆行列を持つ)かどうかを判定し、もし正則であれば逆行列を求めます。

線形代数行列逆行列行列式余因子行列
2025/7/30

与えられた式 $25x^2 + 20xy + 4y^2 - 1$ を因数分解します。

因数分解多項式二次式
2025/7/30

$x = 2\sqrt{3}$ のとき、 $x^2 - 4x + 4$ の値を求めます。

二次方程式因数分解式の展開平方根
2025/7/30

$x$ と $y$ が反比例の関係にあるとき、$x$ が $60\%$ 増えると $y$ は何$\%$減るかを求める問題です。

反比例割合比例式
2025/7/30

与えられた2つの行列が正則であるかどうかを調べ、正則である場合は逆行列を求める。

行列正則逆行列行列式線形代数
2025/7/30

2つの自然数 $m, n$ が $m^2 - n^2 = 28$ を満たすとき、$m$ と $n$ の値を求める問題です。

因数分解整数問題方程式
2025/7/30

複素数の積 $(2+i)(3+2i)$ を計算し、$a+bi$ の形で表す問題です。ここで、$a$ と $b$ はそれぞれ実数部分と虚数部分を表します。

複素数複素数の積複素数の計算
2025/7/30

$x>0$ のとき、不等式 $x + \frac{25}{x} \geq 10$ を証明し、等号が成り立つ条件を求める問題です。

不等式相加相乗平均条件
2025/7/30

$a>0$のとき、不等式 $\sqrt{a+4} > \sqrt{a+16}$ を証明する問題です。証明の過程で空欄「ヒ」、「フ」、「ホ」、「マ」を埋める必要があります。

不等式平方根証明問題
2025/7/30