2次方程式 $x^2 - 6x + m - 5 = 0$ が異なる2つの実数解を持つような、定数 $m$ の値の範囲を求める問題です。

代数学二次方程式判別式不等式
2025/7/29

1. 問題の内容

2次方程式 x26x+m5=0x^2 - 6x + m - 5 = 0 が異なる2つの実数解を持つような、定数 mm の値の範囲を求める問題です。

2. 解き方の手順

2次方程式が異なる2つの実数解を持つための条件は、判別式 DDD>0D > 0 となることです。
2次方程式 ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の判別式 DD は、D=b24acD = b^2 - 4ac で与えられます。
この問題では、a=1a = 1, b=6b = -6, c=m5c = m - 5 です。
したがって、判別式 DD は次のようになります。
D=(6)24(1)(m5)D = (-6)^2 - 4(1)(m - 5)
D=364(m5)D = 36 - 4(m - 5)
D=364m+20D = 36 - 4m + 20
D=564mD = 56 - 4m
異なる2つの実数解を持つためには、D>0D > 0 である必要があるので、次の不等式を解きます。
564m>056 - 4m > 0
4m>56-4m > -56
4m<564m < 56
m<14m < 14

3. 最終的な答え

m<14m < 14

「代数学」の関連問題

長いすが何脚かあり、生徒が全員座れるようにする。1脚に10人ずつ座ると2人分の席が余る。1脚に11人ずつ座ると10人分の席が余る。長いすの脚数と生徒の人数をそれぞれ求める。

連立方程式文章問題一次方程式
2025/7/30

与えられた方程式は $\frac{b-2}{a-3} \cdot 1 = -1$ です。この方程式を変形して $b$ を $a$ で表すことが目標です。

方程式一次方程式式の変形代入
2025/7/30

生徒にノートを配る問題です。生徒一人に7冊ずつ配るとノートが4冊不足し、6冊ずつ配ると3冊余ります。生徒の人数とノートの冊数を求める問題です。

一次方程式文章問題数量関係
2025/7/30

顕微鏡の台数と生徒の人数を求める問題です。 生徒が顕微鏡を使う際、1台を4人で使うと3人が使えません。1台を5人で使うと、最後の1台は2人で使い、顕微鏡が3台余ります。

連立方程式文章題方程式
2025/7/30

はい、承知いたしました。以下の形式で回答します。

四則演算分数計算平方根一次方程式連立方程式二次方程式解の公式
2025/7/30

与えられた6つの問題を解く。 (1) $1 - 6^2 \div \frac{9}{2}$ を計算する。 (2) $\frac{3a+b}{4} - \frac{a-7b}{8}$ を計算する。 (3...

四則演算分数展開一次方程式連立方程式二次方程式平方根解の公式
2025/7/30

$2 + \sqrt{3}$ の整数部分を $a$、小数部分を $b$ とするとき、以下の問いに答える。 (1) $b$ の値を求めよ。 (2) $\frac{1}{a} + \frac{1}{b}$...

無理数整数部分小数部分有理化式の計算
2025/7/30

与えられた互換の積で表された置換 $\sigma$ と $\tau$ を、それぞれ $\begin{pmatrix} 1 & 2 & 3 & 4 & 5 & 6 \\ * & * & * & * & ...

置換群論互換巡回置換
2025/7/30

自然数からなる数列 $\{a_n\}$ を群に分ける。第 $m$ 群には $(2m-1)$ 個の自然数が含まれ、第 $m$ 群の $k$ 番目の自然数は $m \cdot 2^{k-1}$ である。第...

数列級数群数列等比数列の和漸化式
2025/7/30

次の式を計算します。 $(15 - 2\sqrt{5}) \div \sqrt{5} - (\sqrt{5} + 2)(\sqrt{5} - 4)$

根号式の計算有理化
2025/7/30