2次方程式 $x^2 - 4x + 6 = 0$ の2つの解を $\alpha$、$\beta$ とするとき、以下の値を求める問題です。 (1) $\alpha + \beta$ (2) $\alpha \beta$ (3) $(\alpha - 1)(\beta - 1)$ (4) $\alpha^2 + \beta^2$

代数学二次方程式解と係数の関係解の計算
2025/7/30

1. 問題の内容

2次方程式 x24x+6=0x^2 - 4x + 6 = 0 の2つの解を α\alphaβ\beta とするとき、以下の値を求める問題です。
(1) α+β\alpha + \beta
(2) αβ\alpha \beta
(3) (α1)(β1)(\alpha - 1)(\beta - 1)
(4) α2+β2\alpha^2 + \beta^2

2. 解き方の手順

まず、2次方程式の解と係数の関係を利用します。
ax2+bx+c=0ax^2 + bx + c = 0 の2つの解を α\alphaβ\beta とするとき、
α+β=ba\alpha + \beta = -\frac{b}{a}
αβ=ca\alpha \beta = \frac{c}{a}
この問題の場合、x24x+6=0x^2 - 4x + 6 = 0 なので、a=1a = 1, b=4b = -4, c=6c = 6 です。
(1) α+β=41=4\alpha + \beta = -\frac{-4}{1} = 4
(2) αβ=61=6\alpha \beta = \frac{6}{1} = 6
(3) (α1)(β1)=αβ(α+β)+1(\alpha - 1)(\beta - 1) = \alpha \beta - (\alpha + \beta) + 1
上記(1)(2)の結果を利用して、
=64+1=3= 6 - 4 + 1 = 3
(4) α2+β2=(α+β)22αβ\alpha^2 + \beta^2 = (\alpha + \beta)^2 - 2\alpha \beta
上記(1)(2)の結果を利用して、
=422×6=1612=4= 4^2 - 2 \times 6 = 16 - 12 = 4

3. 最終的な答え

(1) α+β=4\alpha + \beta = 4
(2) αβ=6\alpha \beta = 6
(3) (α1)(β1)=3(\alpha - 1)(\beta - 1) = 3
(4) α2+β2=4\alpha^2 + \beta^2 = 4

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