3つの図において、指定された角の大きさ ($x$ または $y$) を求める問題です。

幾何学角度平行線三角形内角の和対頂角五角形
2025/7/30

1. 問題の内容

3つの図において、指定された角の大きさ (xx または yy) を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1)
平行線 llmm があり、ll と交わる直線の角度が6666^\circmm と交わる直線の角度が7070^\circと分かっている。xx は、 7070^\circの角度と隣接する角と、6666^\circの角度と隣接する角を足したものです。
x=18070+18066180x= 180^\circ - 70^\circ + 180^\circ - 66^\circ -180^\circ
x=110+114180x=110^\circ + 114^\circ-180^\circ
x=224180x=224^\circ-180^\circ
x=44x=44^\circ
(2)
三角形ABCがあり、角Cが6262^\circと分かっている。線分AP、BPはそれぞれ角A、角Bを二等分している。
AAと角BBの合計は、18062=118180^\circ - 62^\circ = 118^\circ
それぞれの角の半分を足すと118/2=59118^\circ / 2 = 59^\circ
三角形APBの内角の和より、x=18059=121x = 180^\circ - 59^\circ = 121^\circ
(3)
星形の図で、yyxxを求めます。
まず、三角形BCJの内角の和より、∠BJC = 18034y180 - 34 - y
次に、∠BJCと∠AJIは対頂角なので、∠AJI = 18034y180 - 34 - y
三角形AGHの内角の和より、∠AHG = 1804629=105180 - 46 - 29 = 105
∠AHGと∠DHFは対頂角なので、∠DHF = 105105
∠DFG + ∠FDG = 180105=75180 - 105 = 75
同様に、∠AJE + ∠JEA = 180(18034y)=34+y180 - (180 - 34 - y) = 34 + y
三角形の内角の和は、180°180° なので、五角形 ADFGI の内角の和について考えると、
x+34+46+29+y=540360=180x+34+46+29+y=540-360 =180.
x+34+46+29+y=540360=180x+34+46+29+y=540-360=180
x+y=180344629x+y=180-34-46-29
x+y=71x+y=71
また、三角形DFHの内角の和を考えると、x+34+y+46+29=71x+34+y+46+29=71
x+46+29=180(34+y)x+46+29=180-(34+y)
x+y=180(46+29+34)=71x+y=180-(46+29+34) = 71
三角形AGIにおいて、G=46\angle G = 46, I=29\angle I = 29なので、GAI=1804629=105\angle GAI = 180 - 46 - 29 = 105
GAI\angle GAIy\angle yD\angle DB\angle Bを足したものなので、y\angle y = GAI\angle GAI - 34
y=10534=71y=105-34=71
x+y=71x+y=71なので、x=46+2934=41x = 46 + 29 - 34 = 41
x=180105=75x = 180-105=75
五角形の角の和よりx+y=180462934=71x+y=180-46-29-34=71
∠DAJ=1804629=105180-46-29=105
x+70=180    x=41x + 70=180 \implies x = 41

3. 最終的な答え

(1) ∠x = 44°
(2) ∠x = 121°
(3) ∠x = 41°、∠y = 71°

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