図において、2つの斜線部分の面積が等しいとき、$x$の値を求める問題です。円周率は3.14とします。

幾何学面積図形三角形四分円
2025/8/2

1. 問題の内容

図において、2つの斜線部分の面積が等しいとき、xxの値を求める問題です。円周率は3.14とします。

2. 解き方の手順

左側の斜線部の面積をS1S_1、右側の斜線部の面積をS2S_2とします。
S1S_1は、半径10cmの四分円から、一辺が10cmの正方形を引いたものに等しいです。
S2S_2は、底辺が10cm、高さがxxcmの直角三角形の面積です。
まず、S1S_1を計算します。
四分円の面積は、14πr2 \frac{1}{4} \pi r^2 で求められます。
この場合、r=10r = 10cmなので、四分円の面積は14×3.14×102=14×3.14×100=78.5\frac{1}{4} \times 3.14 \times 10^2 = \frac{1}{4} \times 3.14 \times 100 = 78.5 cm2^2となります。
正方形の面積は、10×10=10010 \times 10 = 100 cm2^2です。
したがって、S1=78.5S_1 = 78.5 cm2^2です。
次に、S2S_2を計算します。
S2S_2は三角形の面積なので、12×底辺×高さ\frac{1}{2} \times \text{底辺} \times \text{高さ}で求められます。
S2=12×10×x=5xS_2 = \frac{1}{2} \times 10 \times x = 5x cm2^2です。
問題文より、S1=S2S_1 = S_2なので、78.5=5x78.5 = 5xとなります。
したがって、x=78.55=15.7x = \frac{78.5}{5} = 15.7です。

3. 最終的な答え

x=15.7x = 15.7 cm

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