一辺の長さが12cmの正方形が円の中に内接しています。円周率を3.14として、斜線部分の面積を求めます。

幾何学正方形面積図形円周率
2025/8/2

1. 問題の内容

一辺の長さが12cmの正方形が円の中に内接しています。円周率を3.14として、斜線部分の面積を求めます。

2. 解き方の手順

まず、正方形の対角線を引くと、その長さは円の直径に等しくなります。正方形の一辺の長さを aa とすると、対角線の長さは2a\sqrt{2}aで表されます。この問題では、a=12a=12なので、円の直径は12212\sqrt{2} cmです。
円の半径 rr は直径の半分なので、
r=1222=62r = \frac{12\sqrt{2}}{2} = 6\sqrt{2} cmです。
円の面積はS=πr2S_{円} = \pi r^2 で計算できます。円周率π\pi は3.14とします。
S=3.14×(62)2=3.14×36×2=3.14×72=226.08S_{円} = 3.14 \times (6\sqrt{2})^2 = 3.14 \times 36 \times 2 = 3.14 \times 72 = 226.08 cm2^2
正方形の面積は S正方形=a2S_{正方形} = a^2 で計算できます。
S正方形=122=144S_{正方形} = 12^2 = 144 cm2^2
斜線部分の面積は、円の面積から正方形の面積を引くことで求められます。
S斜線=SS正方形=226.08144=82.08S_{斜線} = S_{円} - S_{正方形} = 226.08 - 144 = 82.08 cm2^2

3. 最終的な答え

82.08 cm2^2

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