コップに8mlの水が入っており、1分間に0.6mlの割合で水を加えていく。加え始めてからx分後のコップ全体の水量をymlとする。以下の3つの問いに答える。 (1) yをxの式で表す。 (2) y=35のとき、xの値を求める。 (3) 水を加え始めてから10分後、水を入れる量を1分間に3mlに増やした。y=35となるときのxの値を求める。

代数学一次関数文章問題数量関係方程式
2025/7/30

1. 問題の内容

コップに8mlの水が入っており、1分間に0.6mlの割合で水を加えていく。加え始めてからx分後のコップ全体の水量をymlとする。以下の3つの問いに答える。
(1) yをxの式で表す。
(2) y=35のとき、xの値を求める。
(3) 水を加え始めてから10分後、水を入れる量を1分間に3mlに増やした。y=35となるときのxの値を求める。

2. 解き方の手順

(1) 初期状態として8mlの水が入っている。1分あたり0.6mlずつ水が増えるので、x分後には0.6x mlの水が増える。したがって、x分後の全体の水量yは、初期の8mlに0.6x mlを加えたものになる。
y=0.6x+8y = 0.6x + 8
0.6を分数で表すと、0.6 = 6/10 = 3/5である。
y=35x+8y = \frac{3}{5}x + 8
選択肢の中からこれに該当するものを選ぶ。
(2) (1)で求めた式にy=35を代入してxを求める。
35=35x+835 = \frac{3}{5}x + 8
358=35x35 - 8 = \frac{3}{5}x
27=35x27 = \frac{3}{5}x
x=27×53x = 27 \times \frac{5}{3}
x=9×5x = 9 \times 5
x=45x = 45
選択肢の中からこれに該当するものを選ぶ。
(3) 最初の10分間は1分間に0.6mlずつ水を加えるので、10分後には 8+0.6×10=8+6=148 + 0.6 \times 10 = 8 + 6 = 14 mlの水が入っている。その後、1分間に3mlずつ水を加える。10分後からさらにt分後にy=35となる場合を考える。
14+3t=3514 + 3t = 35
3t=35143t = 35 - 14
3t=213t = 21
t=7t = 7
したがって、xの値は、10+t=10+7=1710 + t = 10 + 7 = 17となる。
選択肢の中からこれに該当するものを選ぶ。

3. 最終的な答え

(1) yをxの式で表しなさい。
ウ. y=35x+8y = \frac{3}{5}x + 8
(2) y=35のとき、xの値を求めなさい。
ウ. 45
(3) 水を加え始めてから10分後、水を入れる量を1分間に3mlに増やした。y=35となるときのxの値を求めなさい。
エ. 17

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