この問題は、メネラウスの定理を用いて解くことができる。
三角形ABCにおいて、直線BPが辺ACをQで、辺ARをRで交わると仮定すると、
メネラウスの定理より、
RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 問題文と図から、AR:RB=3:4なので、RBAR=43となる。また、AQ:QC=2:3なので、QACQ=23となる。 これらの値をメネラウスの定理の式に代入すると、
43⋅PCBC⋅23=1ではない. 正しくはメネラウスの定理を三角形ABCと直線RQに対して適用する。 RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 ではなく、三角形BCRと直線AQ に対してメネラウスの定理を使う. ARBA⋅QCRQ⋅PBCP=1 ここでメネラウスの定理を適用するには図を参考にすると、直線APが辺BRを交わるという情報がないので、難しいと判断できる。
別の解法として、チェバの定理を用いることを検討する。
チェバの定理は、三角形ABCにおいて、頂点A, B, Cから対辺に引かれた線分が一点Oで交わる時、
RBAR⋅PCBP⋅QACQ=1 が成り立つという定理である。
この問題では、AQ:QC = 2:3なので、QACQ=23となる。また、AR:RB=3:4なので、RBAR=43となる。 これらをチェバの定理の式に代入すると、
43⋅PCBP⋅23=1 89⋅PCBP=1 PCBP=98 よって、BP:PC = 8:9となる。
BC = 17cmなので、PCの長さをxとすると、BP = 17 - xと表せる。
x17−x=98 9(17−x)=8x 153−9x=8x x=17153=9